2015年10月28日

性交渉で子作りすると無責任な時代が来るかもしれない恐怖のGATTACA

着床前診断によって、顕微受精した受精卵に染色体異常があったり
遺伝子異常があったりしたら、その受精卵を捨てる…生殖医療では
普通に行われていることだが、バチカンからしたら殺人に当たる模様

だったらその受精卵の異常があるかどうかわかったら、ゲノム編集や
染色体不活化して「正常な」受精卵にするのはどうなんだバチカン。
…絶対猛反発するだろうなぁ。

そもそも現在、着床前や出生前の診断技術が進んできたけれど、
そういったものってのはいずれ「出生前に治療する」方向に向かうはずだ。
特に遺伝子レベルで発生している問題は、発生の初期で治療した方が
全然楽に治療できるというものである。

コストの問題は、出生後に必死に延命治療するより安価になるし
「完治」という表現があっているかどうかわからないが、健常人となんら
変わらない生活が可能になる。

染色体の不活化は普通に健常人の体内でおこっている現象だが、
こいつを染色体不分離起こしている人で誘導してやる、っていう研究が
近年進められている。


あるいは早期に選択的に染色体を脱落させることが可能になると、もう本当に
健常人と遺伝子レベルで何にも変わらない、なんてこともできるんじゃ
ないだろうか。

どちらにしても、早期治療を行うためには早期診断ってのが必須になる。
イギリスでは全ての妊婦に出生前診断を行う方向にシフトしている模様だ。
診断そのものは悪いことじゃないと思うのだが。
産まれてから対応するというのはなかなか大変である。

ゲノム編集の方針、ヨーロッパと中国で対応を検討、なんていってるんだけど
中国は今のところフリーダムにやろうとしているのが困る。

ゲノム編集も技術が確立してきたら、遺伝病の治療などに限り体細胞にも
適応してもいいんじゃないかとは思うんだけどね。
(生殖細胞への適応はまずいと思うが)

早期診断するのに確実なのは人工授精することである。
…つまり極端な話、性交渉で子供作るってのはそれだけで「無責任」なんて
いわれる時代が来るってことか?

そこまでいっちゃうと、社会そのものがどうなってしまうのか想像したくないな。


posted by とくがわ at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月23日

どっちにしても被害者は少女で加害者は大人なんだよ子宮頚がんワクチン

子宮頚がんワクチンに関する記事で以下の記事が今話題になっとります。

あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか
子宮頸がんワクチン薬害説にサイエンスはあるか
子宮頸がんワクチンのせいだと苦しむ少女たちをどう救うのか

著者の村中璃子医師って方は結構本気でワクチンが原因かどうか
怪しいと思っているようです。そしてそのことでエセ健康産業が
少女たちを狙ってるという主張をされています。

確かにエセ健康産業は狙うだろうなぁ。正直死ねばいいのに
その点では著者の方の意見にはうなづけるものがあるのです。
あるのですが(意図的か詐欺師憎さで目が曇っているか)
彼女はあることに触れていない。


厚生労働省の研究チームの池田修一信州大教授らによると、
日本人特異的なHLA型(「HLA-DPB1」の型が「0501」のタイプの人)が
ワクチンを投与した際に発生する脳炎に関与する可能性を上げています。

現時点ではまだ断定はできませんがこの報告が真であった場合、日本人に
対する子宮頚がんワクチン投与は一時待った方がいいかもしれない。
…んでアレなエセ健康産業大喜びなんだろうなぁ。死ねばいいのに

今は悪魔がほほ笑む時代なんだろうか。

だからといってアレなエセ健康産業の連中に言いたいのは、仮にそうだとしても
頑張ってるのは池田教授ら厚生労働省の研究チームでお前らではない
ってことだな。さも自分の成果のように触れまわるんじゃねぇ死ねばいいのに

一時子宮頚がんワクチンの投与を待つにしろ、投与して症状が出るにしろ
エセ健康産業のいうこときいてても治りません。断じて治りません。
…プラセボってのもあるけどそれなら砂糖水飲んでも治ります。

子宮頚がんワクチンで被害を受けた皆様の早期の快癒を願います。
厚生労働省の研究チームの皆様や医師の皆様。
もうすでに十分頑張られているとは思いますが、なにとぞよろしくお願いします。

…エセ健康産業の連中は頑張らなくていいよ。

タグ:子宮頚がん
posted by とくがわ at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする