2015年05月28日

スライムゼリーというほどには甘くない -8-

スライムを糖液漬けにする、糖液注入する、糖を体内で作らせるなど
さまざまな方法で甘くしようとしたが、糖のみにこだわる必要はない。
ゼラチン質の成分にもよるが、スライムの体内にもおそらく大量に
含まれている成分を単離させられれば十分甘くなる。
(といっても砂糖の7割程度の甘みではあるが)

グリシン。

アミノ酸の1つで、おそらくすべての生物の体内に存在する。
アミノ酸を分解する過程で作られることもあるだろう。
グリシンが十分蓄積されるようにしてやるのもいいのではないか。

甘みのもとになりうるアミノ酸由来のモノとしてはフェニルアラニンから
つくられるアスパルテームなんてのもあるよね。
…でも糖ぶち込んだ方が甘くなりそうな気がするのはなんでだろうか。

甘いことは甘いが甘さの質も違うしな。
グリシンの甘みはそんなに強くない。
ブドウ糖とまではいわないがシンプルな甘さだ。

好みもあるだろうけどアスパルテームも独特の甘さなので、使い方に
よってはあまりおいしくなくなってしまうことだろう。

スライムの体内で合成させることもできるだろうけど、これらもまぁ
外部から投入したほうがいいだろうと思う。

甘味料は現在もどんどん開発されているが、甘さがすさまじいものも
多数存在する。砂糖の2万6000倍の甘さとか想像もできない。
そういったものをスライムに投入した場合、スライム大丈夫なのかね。

そういえばスライム、酸で獲物を捕食する性質があるよな。
ミラクルフルーツの汁ぶっかければ糖液やアミノ酸でなくても甘くなる。
スライムゼリーを食べる方法は糖に限らないってことだ。

posted by とくがわ at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その猛毒で即死する!食べてはいけないバシリスク

ファンタジー世界でも毒持ちの生物は多いが、主に爪やら牙に
存在するように描かれていて、そういう部位を除けばどうということなく
食べられそうな勢いである。

…だがしかし、肉に猛毒が含まれてそうな奴もいる。

バシリスク。

現在ではおもに石化能力持ちのトカゲということになっているが、
プリニウスの「博物誌」によると視線もそうだけど血液中にも
毒が含まれているので槍で刺しても槍に伝った毒で死ぬらしい。

あかんやん。さすがにこんなもん食えんわ。
フグでも食う日本人でもさすがにこいつを食うのは厳しそうだ。
…フグ?フグの毒…

皮膚に触れるとヤバい毒…ヒョウモンダコのようなテトロドトキシンか?
テトロドトキシンならどうにかできそうだ。

なんとか視線を合わさず生け捕りにし、生きたまま塩漬けにする。
絶命し、血液が凝固したらそのままぶつ切りにし適宜かき回す。
あとはフグの卵巣のぬか漬けのプロに任せる。


このようにして1年半ほど経過せれば、なんとか食べられるのではないかと
考えられるがそこまでして食べるほどうまいといいなぁ。


posted by とくがわ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食べてはいけない幻想生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スライムゼリーというほどには甘くない -7-

スライムをデザートにしようと考えていくと、植物化していくという
ことになり気が付いたらバブルスライムになってしまった。
葉緑素としてミドリムシでも配合しようか?
二酸化炭素が豊富な環境だと生存しやすい模様だし。

そのミドリムシの光合成による栄養素でスライムが成長する…
ヘルシーかもしれないけれどミドリムシだとデザートにはしにくい。

葉緑体配合というのもちとまずい気がしてくるな。
光合成した生産物の糖などを葉に蓄積する植物ってあまりいない。
糖質の蓄積は種やら地下茎やらの方が多い。

糖を蓄積させたいとして、内部から生合成によって行うというのは
ちと無理があるかもしれない。
むしろ積極的に植物(それも糖質の多い部位)を摂食するように
行動を操作したほうがいいのだろうか。

スライムはどちらかというと肉食な行動を行うように思える。
植物食のスライムというのはあまり聞いたことがない。
…実際には何でも食べるのだろうけど。

まてまてまてまて…俺はとんでもない勘違いをしていたのかもしれない。
何もスライムに無理やり食わせる必要はないのだ。
イヤでも喰わざるを得ない状況に追い込む、これだ。

糖液の中に洗浄済みスライムをぶちこみ、死なないように酸素を
供給しつつ監視。
かくして糖尿病患者もかくやというあまあまのスライムが作れる。

必須ビタミンやミネラル、アミノ酸や脂質も最低限供給する。
死なないぎりぎりまで糖度を高めることでデザートとして最適な
生物に進化させてやる。

こうやって十分糖度を高めた後は凍らせるのもよい。
そのままゼリーとしてもいけそうである。

いずれにしろ、きちんと殺した状態でないと内臓をスライムが
喰らい出てくるということになるので要注意だ。
posted by とくがわ at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 幻想科学厨房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする